不動産投資本ランキング！ベテラン大家が初心者におススメする書籍8選

不動産投資で成功したいのであれば、初心者でも経験者でも知識の取得が必須だ。効率よく知識を得るためには良質な本をたくさん読むとよい。今回は、大家がおすすめする絶対に読むべき書籍をランキング形式で紹介していく。

不動産投資を始めるには勉強と情報収集がカギ！

不動産投資で成功するためには、勉強と情報収集が重要だ。

業者のカモになり収益を生みださない赤字物件を購入させられる、経費のコントロールができず支出ばかり大きくなってしまうなど知識がないままの不動産投資はさまざまな損失に繋がる。

不動産投資にむずかしい知識は必要ない。しかし、最新の情報を得ているかどうかで利益は大きく変わる。

自分の裁量次第で良い投資にも悪い投資にもなるため、不動産投資で「楽をして稼ごう」などと考えてはいけない。自ら情報を収集し学び続けていく姿勢が大切だ。

本は費用対効果が高い投資になる

本は数百円〜数千円程度のコストで膨大な知識を得ることができるため、初心者にも不動産投資で利益がでずに悩んでいる人にもおすすめの勉強方法である。

不動産投資を学びたい人はまずはセミナーに参加したり物件概要書を観たりする前にまずは最低でも10冊は本を読むべきだ。

本を選ぶ方法としては、まず大きめの本屋でざっと目次を見て気になったものを買うといいだろう。ほかには、Amazonなどのネットショップでランキング上位の書籍や気になる著者のタイトルやベストセラーの書籍をまとめて買うのも効率的だ。

ただし、同じような系統の本ばかりを購入するのは情報が偏ってしまうためおすすめできない。

不動産投資といっても投資方法はさまざまである。まずは、不動産投資の基礎が書かれた初心者向けの本と不動産投資家が書いた実践向けの本を1冊ずつ読むとよいだろう。

休日や寝る前の1時間は必ず読書の時間にするなど自分なりの読書ルールを決めておき、不動産投資の勉強を習慣化させるのもおすすめだ。

大家が本当におすすめしたい不動産投資本ランキング8選！

本を読んで不動産投資を学ぶことは、費用対効果がとても高い。しかし、不動産投資の本はたくさん出版されている。なかには内容の薄いものも存在するため、どれを読めばいいか途方にくれる人も多いだろう。

ここでは、不動産投資で成功している大家がおすすめする「読むべき書籍」とおすすめポイントをランキング形式で紹介していく。

1位：『世界一やさしい不動産投資の教科書1年生』（浅井佐知子 著）

おすすめポイント1：不動産投資の全体像が把握できる

浅井佐知子氏著の書籍『世界一やさしい不動産投資の教科書1年生』には、不動産投資の一連の流れや物件の選び方や知っておくべき落とし穴などがわかりやすく書かれている。

不動産投資の全体像が知りたい人や基礎を学びたい人の最初の1冊におすすめの本だ。

おすすめポイント2：不動産投資にくわしくない初心者でも読みやすい

書籍『世界一やさしい不動産投資の教科書1年生』では、文字だけでなくイラストをまじえた解説や不動産投資を行ううえで必要になる用語がわかりやすく解説されている。

不動産投資を勉強しはじめたばかりの初心者にも理解しやすく読みやすい内容になっている。

2位：『40代から始めて100歳までHappyに生きる不動産投資術』（白井知宏 著）

おすすめポイント1：サラリーマンから大家になりたい人向け

白井知宏氏著の書籍『40代から始めて100歳までHappyに生きる不動産投資術』では、サラリーマンだった著者がいかにして家賃収入1億円に到達したかを知ることができる。

不動産投資の基本はもちろん、40代から紆余曲折を得て20棟購入するまでにいたった著者の実体験から語られる具体的な事例も多く、不動産投資成功のノウハウを学ぶことができる。同年代のサラリーマンにおすすめの一冊だ。

おすすめポイント2：不動産投資で成功するのマインドがイメージできる

この書籍では、著者の実体験を具体的につづっているため不動産投資の成功を鮮明にイメージできる。

本書は、これから不動産投資をはじめようと考えている人のよい指針となるだろう。

白井知宏氏との対談動画もぜひチェックしてみてほしい。

3位：『不動産投資は空室物件を満室にして超高値で売りなさい』（尾嶋健信 著）

おすすめポイント1：不動産投資における空室リスクが網羅的に学べる

尾嶋健信氏著の著書『不動産投資は空室物件を満室にして超高値で売りなさい』には、空室対策・満室対策についての具体的な方法がわかりやすく整理されている。

物件の所有後に発生する空室対策・満室対策の実践的な内容が学べるので駆けだし大家にはぜひ読んでいただきたい一冊だ。

おすすめポイント2：所有物件を高値で売却する方法がわかる

『不動産投資は空室物件を満室にして超高値で売りなさい』には、不動産投資における出口戦略の考え方や空室を満室にして物件を高値で売却する方法についても具体的に書かれている。

本書は将来の売却方法についても学ぶことができる一冊だ。

4位：『不動産投資「勝者のセオリー」』（木下たかゆき 著）

おすすめポイント1：不動産投資成功者のマインドが学べる

木下たかゆき氏著の書籍『不動産投資「勝者のセオリー」』には、不動産投資で勝つための成功マインドがつづられている。

不動産投資で重要な要素や実績に裏づけされた著者の考え方が書かれているため、成功するためのマインドを知りたい人にはぜひ一読してほしい。

おすすめポイント2：ボロ戸建て投資が学べる

『勝者のセオリー』では、安価なボロ戸建て物件をリフォームして再生し売却益を得て規模を拡大していく「ボロ戸建て投資」の手法を学ぶことができる。

本書では、著者がゼロから不動産投資を始めるならどのように行動するかが具体的に書かれているため不動産投資を始める初心者にとっても参考になる部分が多い。

5位：『パート主婦、”戸建て大家さん”はじめました！〜貯金300万円、融資なし、初心者でもできる「毎月20万円の副収入」づくり〜』（舛添菜穂子 著）

おすすめポイント1：パートや専業主婦（主夫）の副収入の作り方がわかる

舛添菜穂子氏著の書籍『パート主婦、”戸建て大家さん”はじめました！ 〜貯金300万円、融資なし、初心者でもできる「毎月20万円の副収入」づくり〜』には、戸建て住宅をメインに5年間で月収20万円を実現するヒントが初心者にもわかりやすく書かれている。

ボロ戸建投資で家賃収入を得たい人はもちろんパートや専業主婦（主夫）にもおすすめの一冊である。

おすすめポイント2：戸建て投資が学べる！

『パート主婦、”戸建て大家さん”はじめました！ 〜貯金300万円、融資なし、初心者でもできる「毎月20万円の副収入」づくり〜』には、戸建て投資における再現性の高い手法が書かれている。

戸建て投資の進め方がとてもわかりやすく書かれているため、初心者やアパート・マンション投資以外の手法を学びたい人はぜひ読んでほしい。

舛添菜穂子氏との対談動画もぜひチェックしてみてほしい。

6位：『失敗のしようがない「新築」投資の教科書』（脱公務員大家 著）

おすすめポイント1：新築投資が学べる

脱公務員大家氏著の書籍『失敗のしようがない「新築」投資の教科書』では、土地や建築会社の探し方や融資の方法など新築投資をするためになにをすればいいのかが具体的につづられている。

土地を購入して新築アパートを建てたいと考えている初心者におすすめの一冊である。

おすすめポイント2：不動産投資の初心者にも理解しやすい

『失敗のしようがない「新築」投資の教科書』には、新築投資の流れが丁寧に書かれている。用語の一つ一つも解説されているため、初心者でも理解しやすい。

計算の方法や建築会社へのヒアリングの仕方などもくわしく書かれているため、新築投資に興味がある人だけでなく不動産投資の初心者にもぜひ一読してほしい。

脱公務員大家氏との対談動画もぜひチェックしてみてほしい。

7位：『特区民泊で成功する！民泊のはじめ方』（新山彰二 著）

おすすめポイント1:話題の民泊投資が学べる

新山彰二氏著の書籍『特区民泊で成功する！ 民泊のはじめ方』は今注目されている「民泊投資」について学びたい人におすすめしたい一冊だ。

民泊とはなにかからはじまり、特区民泊の許可をとる方法や申請から承認までの流れ、民泊運営で勝ち残るための方法やトラブルの対処法などが丁寧に書かれている。

民泊運営に興味がある初心者におすすめの内容だ。

おすすめポイント2：民泊の「今後」を意識できる

「民泊」は、法改正によって今後の方向性が変わってくるため最新の情報をつねにチェックする必要がある。

『特区民泊で成功する！ 民泊のはじめ方』は、法改正をふまえて民泊が今後どのように進むのかを客観的な視点で書いている。

新山彰二氏との対談動画も要チェックだ。

8位：会社に勤めながら資産をつくる「不動産投資」入門（志村義明 著）

『会社に勤めながら資産をつくる「不動産投資」入門』は当サイト不動産投資ユニバーシティの内容をひとまとめにした一冊だ。こちらもぜひ読んでみてほしい。

本だけでは足りない！書籍以外で不動産投資の知識を深める方法

本を読んで勉強するのは、コスパがいいことに間違いない。しかし、本を読んで勉強するだけでは十分とはいえない。知識を深めるためには不動産投資の成功者に会って話を聞くなど具体的な行動も大切である。

ここでは、本を読む以外に不動産投資の知識を深める方法を紹介していく。

不動産投資セミナーに参加する

まずは不動産投資のセミナーに参加してみる方法だ。不動産投資セミナーは無料・有料のものがあり不動産投資の基本的な知識を学ぶことができる。

セミナーでは疑問に思ったことをその場で講師に質問することができるため不動産投資の理解が深まりやすい。

不動産投資のセミナーは、初心者向けから上級者向けまでさまざまな種類のものが開催されているため、自分のレベルや目的にあったものを選択しよう。

知識やノウハウを共有できる投資仲間を作ることは大きなメリットとなるため、セミナー後の懇親会にも積極的に参加するとよいだろう。

物件概要書をたくさん読みこむ

つぎにおすすめしたいのが、物件概要書をたくさん読みこむ方法だ。物件概要書は不動産会社からとりよせることができる。

どのような物件の概要書でも問題ないが、北海道から九州・沖縄まで地域を限定せずにたくさんみてみよう。

概要資料を読み解くのに最初は10分かかっていたとしても、それが次第に1分になり最終的には5秒みればその物件が検討の土台に上がるかどうかの判断ができるようになる。まずはその状態を目指してみよう。

不動産会社を数社まわり、概要資料を数百件以上読めば物件数が多い価格帯や利回りの相場がわかってくると思う。

たとえば、「札幌のRC20年なら利回りは○％ほしい」「名古屋市内の1Kで利回り○％ならお買い得だ」といったことが感覚としてわかるようになるのだ。

本やセミナーで勉強した段階では「家から電車で1時間圏内かつ利回り15％以上でないと絶対に買わない！」と思っていても不動産会社を回り概要資料をみているとそんな物件は存在しないことがわかるだろう。

これは、本を読んだりセミナーに参加したりするだけの机上の勉強だけでは絶対に理解できない。

本やセミナーで学んだことをベースに、概要書の読み込みで得た相場観と自分の投資戦略をかけあわせて投資戦略を練り直すのがベストだ。

不動産投資で成功したいなら、まずは良書に投資しよう！

不動産投資で成功したいならまずは良書に投資をしよう。今回おすすめした本は、不動産投資の初心者だけでなくすでに物件を所持している人にもぜひ読んでみてほしいものばかりだ。

さまざまな内容の本を読んで自分にあった投資方法を実践しよう。ただし、読書をしただけで優良な物件に出会えるわけではない。優良な物件に出会うためには書籍以外の勉強法も行う必要がある。

数十冊の本を読み土日はセミナーへむかうとなると情報収集や勉強時間としてかなりの時間を割くことになる。しかし、努力をせずに不動産会社の営業マンにすすめられるがまま物件を買っていてはいつかは必ず失敗してしまう。

不動産投資で成功したいと覚悟を決めたのなら、自らの足で行動することが重要だ。

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不動産投資ユニバーシティでは、不動産投資の方法が30日間無料で学べるメール講座を配信している。不動産投資の知識を得たい人はこちらもぜひ参考にしてほしい。

この記事の執筆者

志村 義明

不動産投資ユニバーシティ代表。大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。
本業とは別に愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、合計100室超を保有。投資総額は5億円超。地方高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。
執筆者の詳細プロフィール

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