空室対策のためのキラーアイテム(電子ロック)

2020年12月18日326

築古物件で賃貸需要が厳しい地域でも、他の物件と差別化を図れば満室経営は可能だ。

私は、福井県と並んで空室率が日本で一番高い地域である、山梨県に3点ユニットの物件を持っているが、その物件ではさまざまな工夫をこらしている。

「長らく空室が埋まらず困っている」

「他の物件と差別化が出来ていない」

などのお悩みを持っている場合は、参考にしてみて欲しい。

電子ロック

電子ロックは、パスワードを入力することにより玄関扉の開錠・施錠が出来るようになる機械だ。

最大の利点は、合いカギの作成リスクがなくなるのでセキュリティ面で安全なことと、カギの持ち歩きが不要になることだ。

入退去時のカギの交換も不要となるため、カギ交換が大家負担の場合は1回転すれば回収が出来てしまう。

パスワードはいくつか登録できるので、ファミリー物件で使うことも可能だ。基本的には単身用のアパートやマンションで使うことになるだろう。

価格は2.5万円ぐらいからあり、やや難易度は高いがDIYによる取り付けも無理ではない。まだまだ導入している物件は少ないので、差別化を図るにはちょうど良いコストバラスだ。

ただし、気を付けなくてはならない点がある。まず電池についてだが、通常2年程度で交換が必要だ。

電池が切れるサインが出る場合が多いが、そのまま取り換えずにいると、電子ロックが作動しなくなりドアが開けられなくなる。

アパートに導入するのであれば各戸一斉に導入し、電池交換も2年ごとに全て一斉に行うような運用が求められるだろう。

あとは、やや馴染みが薄い機械なので、老人などには受け入れられない可能性もある。

しかし、操作自体は簡易なので慣れれば大丈夫だ。

差別化を図る上で、このような層は最初から切り捨てるという考えでも良いかもしれない。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
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