アパート経営で物件の駐車場台数を増やす方法

2020年12月18日1,468

不動産投資をやっていると、車社会の地域と言うものが意外と多く存在することを知る。

主に地方都市周辺の地域で、電車ではなく車通勤が主な交通手段となる地域だ。

会社へは車を使って通勤し、買い物も近くのイオンやヨーカドーなどに車で行くようなライフスタイルとなる。

このような地域において、物件に何ら問題がないにも関わらず長い期間空室が続くのは、駐車場が足りないケースが多い。

一昔前はバスを使ったり電車の駅まで歩いて行けばよかったので車は不要だったが、時代が変遷していくにつれて駐車場が必要になることがあるのだ。

車社会の地域のファミリー向け物件では、1戸あたり2台分の駐車場が必要なケースが多いと言われている。

私の感覚だと、ファミリー物件で家賃帯が5万円前後など低い場合は1戸当たり1.5台あればギリギリ足りるケースもある。

しかしこれからこのような地域で物件購入を検討するのであれば、1戸当たり2台は見ておいた方が良いだろう。

では、駐車場が足りない場合どうするのかについてだが、駐車場の数を無理矢理増やすしか方法はない。

まず、造作物や不要なスペースがあれば、それらを撤去して駐車スペースにするのだ。

多少の出費は伴うが、公園やフェンスなどのスペースがあれば、住人に十分説明したのちに撤去してしまっていいかもしれない。

あとは近隣の駐車スペースを予め借りてしまって、又貸しするのも手も有効だ。この場合は住居の転貸は当たらないので、法律的にも問題ない。

近隣の駐車スペースを必要分だけ確保出来そうな場合でも、物件から多少離れている場合もある。

50mや100m程度離れていても、2台目の駐車スペースであれば許容範囲内だろう。

それでも駐車スペースが足りない場合は、敷地内の駐車スペースを狭くするしかない。

駐車スペースの区切りは2.5mが標準だが、それを可能な限り狭くするのだ。

私の経験上、2.4mだと全く問題ないが、2.3mだと大分狭く感じる。ただし2.3mも無理ではない。実際にやっている人も居る。

駐車スペースを2.3m未満に設定している人は聞いたことがないが、さすがに難しいだろう。軽自動車しか停められなくなってしまう可能性が高い。

駐車スペースの幅を2.5mから2.3mに減らせば、20cm分のスペースが確保できるようになる。

駐車場の空きスペースを作るのにあと1m足りないなどのケースにおいては、このような取り組みをすることにより、1台分の駐車スペースが確保できるようになるのだ。

地道な取り組みだが、これで空室が1部屋改善されるのであればやるべきだろう。

駐車スペースで困っているのであれば、参考にしてみてほしい。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
詳細プロフィール

37歳の会社員が
"たった3ヶ月で月42万円”
を得た不動産投資が学べる
無料LINE講座

大手上場企業、外資系会社員ら12,699名が購読!
会社員が失敗しないで月40万円以上を得るための
不動産投資の全手法が学べるのはここだけ!

今なら3大特典もプレゼント

  • 特典1:全68ページ!不動産投資マニュアル
  • 特典2:利回り10%以上も!完全非公開物件情報の配信
  • 特典3:最新のセミナー情報優先配信

「不動産投資ユニバーシティ」をLINE友達追加後すぐに受講開始できます。

2024年6月13日更新 全25の金融機関の
エリア,金利,融資割合等を調査した独自PDF!

LINEで今すぐ読む

CLOSE

Page Top