マンションオーナーが格安で清掃業務を依頼する方法
シルバー人材センターを活用すれば、格安でマンションの掃除を行うことが可能だ。
私は、電車で2時間以上かかる場所に物件を保有しており、管理や清掃は全て委託業者を使っている。
清掃の委託方法
マンションオーナーが物件の清掃を委託する場合、多く分けて以下の2つの方法がある。
1.管理会社経由で清掃を委託する
2.自分で清掃会社を探して依頼する
1つ目の管理会社経由で清掃を委託する場合だが、清掃業者は管理会社の管理下で動く形になる。
築10年以上の普通のアパートやマンションであれば、毎週清掃しなくても大丈夫だ。月2回程度で良いだろう。
管理会社に月2回清掃を委託した場合、物件の大きさにもよるが、月額15,000円~20,000円程度がかかることになる場合が多い。
管理会社の管轄下となるため、手間がかからないことがメリットとして挙げられる。
2つ目の方法は、マンションオーナーが自分で清掃会社を探すやり方だ。
専門の清掃会社を自分で探す場合は、管理会社経由で委託する場合とさほど変わらない料金になるだろう。
しかし、専門の清掃会社はちゃんと掃除をやらない会社もたくさんある。
清掃会社は、委託を受けている近隣物件を一気に掃除することが多い。
集団で車で乗り付け、掃き掃除を30分~1時間程度して、すぐ次の物件に行ってしまうのだ。これで本当に充分綺麗になっているのかは疑問だ。
一つの物件に極力時間を掛けないようにしているため、掃除の出来が悪い場合も当然あるだろう。
物件の運営に無関心な大家は、こんな仕事しか出来ない会社に清掃を頼み続けるのだ。
シルバーセンターを利用すべき理由
私がお勧めするのは、全国の市町村にある「シルバー人材センター」に、清掃業務を委託する方法だ。
シルバー人材センターとは、60歳以上の高齢者を集めた会員組織で、各種の軽作業を公共団体、企業、個人から請け負う団体だ。
業務を委託する場合の料金が非常に安いのが特徴で、時給1,000円程度でやってくれるだろう。
月2回×3時間の清掃であれば、交通費込みで7,000円ぐらいで対応可能だ。
私は掃き掃除の他にモップがけなどもやってもらっているが、月6,000円未満のお金しか払っていない。
ただし、シルバー人材センターの会員は清掃のプロではないので、ちゃんとした仕事が出来るかどうかは、本人のやる気に大きく依存する。
基本的には一回ごとに契約して発注する流れになるが、定期的な発注は可能だ。単発の請負でしかやってくれないので、期限を定めない契約は出来ない。
会員の変更は随時可能だ。
仕事が雑だったりした場合は遠慮なく進言して違う会員に替えてもらおう。
真面目な会員も多くいる一方、適性がない会員も一定数いるので、ちゃんとした人に当たるまで辛抱することが必要だ。
チェックリストでやるべき清掃内容を明確にする
作業は出来るだけ明確に規定しておいた方が良く、「適当に綺麗にしておいてください」と言うだけでは、シルバー人材センターの会員は作業が出来ない。
私は下記のようなチェックリストを、最初の委託時に作成しており、これを毎回FAXなどで提出してもらっている。
清掃チェックリストサンプル請求フォーム(Microsoft WORD)
このようなチェックリストをマンションオーナーが作り、やるべきことの抜け漏れをなくすようにするのだ。
自分で清掃状況を毎回チェックしに行くことは難しいので、清掃業務を定型化して言われなくても清掃の質を高めてもらうことが重要だ。
蛇足だが、シルバー人材センターには家事の委託も可能だ。
ダスキンなどの専門会社に頼むと、1時間当たり5,000円程度かかる。金額的にかなり大きな負担になるので、家事代行を頼むことが出来る人は多くないだろう。
しか、しシルバー人材センターであれば、物件の清掃業務と同じく1時間当たり1,000円だ。
風呂掃除、キッチン掃除などの他に、アイロンがけ、買い物、料理なども依頼可能だ。
本業と不動産投資で、家事をする時間が十分に作れないようなマンションオーナーは、家事代行をシルバー人材センターにお願いする検討をしてみてもいいかもしれない。
この記事の監修者
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