サブリース契約とその他外部委託サービスの違い

2020年12月14日1,182

サブリース契約は、一括借り上げに伴う家賃保証制度だ。物件に空室がでた場合にも、一定割合の家賃がサブリース会社からオーナーに支払われる。

さらに、賃貸物件の運用に伴う家賃の集金や手続き、管理などをサブリース会社に任せることができる。

一見メリットが多く感じるサブリース契約だが、デメリットやリスクも多くおすすめはしない。

実際、成功している多くの不動産オーナーは、サブリース以外の外部委託サービスを活用して効率的に投資を進めている。

安易にサブリース契約を結ぶ前に、サブリース以外にどんな外部委託サービスがあるのかを知り、本当にサブリース契約が必要なのか比較対象にしてほしい。

[関連記事] サブリースにメリットなし?家賃保証の恐ろしい落とし穴

外部委託サービスの比較表

 サブリース管理委託滞納保証空室保証
家賃からの費用20%程度5%程度契約時に30%程度5%程度
費用負担オーナーオーナー入居者オーナー
敷金・礼金受取サブリース会社オーナーオーナーオーナー
空室時の保証ありなしなしあり
滞納時の保証ありなしありなし
契約期間2年~長期間通常2年ごとに更新通常2年ごとに更新1年ごとに更新~長期間
入居者との契約サブリース会社オーナーオーナーオーナー
入居者管理サブリース会社管理会社オーナー又は管理会社オーナー又は管理会社

管理委託

入居者の募集から手続き、家賃の集金などの管理運営業務を委托するのが管理委託だ。

管理委託料は5%程度で、物件オーナーの多くはサブリースよりもこの管理委託を利用している。

滞納保証

滞納保証は空室保証とは異なり、入居者が家賃を滞納したときに保証会社が物件オーナーに滞納分の家賃を支払うものだ。

賃貸借契約時に入居者に保証人をつける代わりとして、入居者が家賃の滞納保証料を支払う場合が多い。

保証料は会社によって異なるが、入居時に家賃1ヶ月分の30~100%程度、契約更新時に家賃の10%などが一般的だ。保証会社は滞納家賃の回収のために家賃滞納者への督促なども行う。

空室保証

空室保証は保証会社に毎月保証料を支払うことで物件オーナーに一定の家賃が保証される仕組みだ。

保証料は満室時の月額賃料の総額の5%程度で、空室が出てもオーナーの受けとり家賃が満室時家賃の90%程度相当になるよう差額の金額を保証する。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
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