ほとんどの人が知らない本当の「融資戦略」とは?
今日は銀行融資の話を行います。
融資と不動産投資は切っても切れない密接な関係がありますので、ぜひ理解を深めてください。
融資はどのくらい使った方がいい?
収益物件を購入する際には、たとえ現金をたくさん保有していたとしても融資を受けて買うことをお勧めします。
融資の割合も物件価格の5割や6割ではなく、少なくとも9割以上は金融機関から借り入れて買ったほうが良いと考えていいでしょう。
なぜそうするべきかと言うと、融資を使うと資金効率が格段に良くなるからです。
レバレッジを使うべき理由とは?
このように自己資金は出来るだけ少ない費用でレバレッジを効かせないとダメだということになります。
「レバレッジ」とはテコの原理を使い、少ない資金で大きな金額を動かすことを指します。
ようは、借入比率を出来るかぎり高くするということです。
こうすることにより、たとえ自己資金が少なくてもより大きなお金を動かして利益を得ることが可能となります。
ほとんどの人が1棟程度で終わってしまう理由
例えばフルローン融資などで投資を行うと、かなり効率よく利益を上げることが可能になります。
ただし、銀行はいつまでも融資を出すというわけではなく、ほとんどの人は5,000万円~1億円程度で融資が止まってしまいます。
これを乗り越えるために「融資戦略」を練らないといけませんが、属性(年収・自己資金)や保有物件によって、取るべき戦略は大きく変わってきます。
融資戦略をしっかり立ててアパート経営に取り組めば融資を受け続けることは可能で、3年でキャッシュフロー月50万円程度(投資総額3億円程度)は得られることが多いです。
しかし、何も戦略がない中でここまで行くことはかなり稀です。
戦略がないなか適当に物件を買ったあと追加で融資打診をしても、残債が多いことが理由により融資が止まってしまうからです。
ほとんどの人が1-2棟の購入で終わってしまうのは「融資戦略がないから」なのです。
融資戦略とはなんなのか?
融資戦略とは、詰まるところ融資についての知識と戦略が十分にあるかどうかです。
「自分がどういう銀行からどのくらい融資を受けれるのか?」
をしっかり把握すると同時に、
「使う金融機関の順番を間違えないこと」が非常に重要になります。
融資は本当に奥が深く、制度融資や保証協会を利用した融資まで様々な形態があります。
また、個人属性(勤務先、年収、資産、居住地、保有物件など)によっても融資戦略は大きく変わってきます。
知るべき融資の知識とは?
融資については、最新の情報を得ることが非常に重要です。
それゆえ私も、自分が教えている講座の会員の方たちから毎週報告を受けますし、銀行員ともかなりの数の人たちとやり取りをしています。
それゆえ、主要な金融機関の
- 属性(年収・自己資金)基準
- 法人融資の可否
- 金利水準と付帯条件
はかなり正確に把握しています。
もちろん、金融機関への効率的な打診方法や条件交渉のテクニックなどもあります。
逆に言うと、このくらいの知識がないと融資が止まってしまう状況を打破することは出来ないということになります。
融資に詳しい人はほとんどいない
融資の実態を知らない投資家は多いですあが、実はこの構図は不動産会社も同じです。
融資に詳しい不動産会社というのは、実はほとんど存在しません。
せいぜい付き合いのある2つか3つの銀行の、とある支店の担当者と懇意にしているぐらいの不動産会社がほとんどです。
各エリアの銀行の融資基準、融資エリア、耐用年数計算などを事細かに理解している人はほとんどいないのです。
「これ以上融資は受けられない」は本当?
不動産会社の営業マンは一応プロなので、わかっているフリは良くしますが、間違った情報だったり古い情報だったりすることが多いのが実情です。
特に多いのが「あなたの属性(年収・自己資金)ではもう借りられません」という言葉です。
実際は知識をつけ戦略を構築できれば、もっと借りることが出来るケースがほとんどです。
良くちまたで言われている「年収の〇倍」などの融資上限なども特に存在しません。
「不動産投資ユニバーシティのWEBセミナー」では「最新の融資情報」と「継続購入のための融資戦略」について詳しく解説する時間を設けています。
法人化や事業性融資などの内容についてもお話ししています。
もし、本日の内容は融資の最初の部分だけでしたので、セミナーにお越し頂けると間違いなく理解が深まると思います。
不動産投資全般についてゼロから学べる「無料のWEBセミナー」となっていますので、ぜひお気軽にお申し込みください。
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解説者
不動産投資ユニバーシティ代表。不動産投資家。
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。東京、埼玉、愛知、山梨等で不動産賃貸業を展開し、合計100室超を保有。累計投資額は10億円超。保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者:東京都知事(2)98838)を経営。