サラリーマンが給料以外で月5万円稼ぐための「おすすめ副業10選」

2021年05月18日852

老後資金の不足や大企業のリストラなど、勤労者を取り巻く環境が大きく変化する中で、勤め先以外から収入を得る「副業」が注目されている。自分にぴったりの副業を見つけ実践するためには、「いくら稼ぎたいのか?」「そのためにどれくらいの時間をかけ、どのくらい努力できるのか」を明確にすることが大切だ。目標の収入金額別に「サラリーマンにおすすめの副業」を解説する

1. サラリーマンが「副業」に取り組むべき理由

副業に取り組むサラリーマンが増えている。総務省の「就業構造基本調査」によると1992年時点で約76万人であった副業者数は2017年時点には約129万人となり、25年間でおよそ53万人も増加した。2017年時点では雇用者の100人に2人が副業していることになる。

副業を希望する理由は複数あるが、最も多いのは「収入を増やしたいから」だろう。転職関連サービスを展開するエンジャパンの調査では副業を希望するおよそ1万名のうち、実に88%が「副業を希望する理由」として「収入を増やしたい」と答えている。
(出所:エン・ジャパン

2019年に注目を集めた「平均的な家計では老後資金がおよそ2000万円不足する」という報道や、複数の大企業が大規模なリストを行っていること、公的年金の支給開始年齢の引き上げと支給額の減少などを受け、サラリーマンの経済的な不安は昨今ますます大きくなっていると予想される。このような状況下で勤め先の給与や年金だけに頼らず、「副業」で稼ぐことによって不安を解消しようとする勤労者が増えているのではないだろうか。

一方で、「副業」には「副収入」以外のメリットも存在する。

1.本業に活かせるスキルや知識の習得
2.本業では得られない知見や人脈の獲得
3.精神的な余裕

先のエンジャパンの調査では、副業を希望する理由に「副収入」以外にも複数の理由が回答されている。

1つ目は「本業に活かせるスキルや知識の習得」だ。

副業にも様々なものがあるが、中には本業のスキルや知識の向上に役立つものもある。例えば文章を書く仕事を請け負う副業であれば「文章力」の向上が期待できるが、その他にも発注者との調整や、自身のPR、請負金額の交渉などサラリーマンとして成長するためにも身につけておきたい様々なスキルや知識を得ることができる。

2つ目は「本業では得られない知見や人脈の獲得」だ。

副業では本業の領域や専門性にとわれることなく、好きな仕事にチャレンジできる。本業とは全く異なるジャンルでの仕事や、本業で経験したことのないスキルが求められる仕事をすることで、本業では得られない知見を得られるだろう。また、関わる人も本業とは変わるので、人脈を広げる良い機会となるはずだ。

3つ目は「精神的な余裕」だ。

副業のメリットとして見落とされがちなのは精神面でのメリットだ。本業での収入に加えて副収入ができればそれ自体が経済的な意味で精神的な余裕を生むという面はあるのだが、それ以上に大きいのは副業を通じて「会社に依存せずとも稼ぐことができる」という実績ができることで「いつ会社をやめても大丈夫」「万が一失業しても大丈夫」といった精神面のゆとりを生むはずだ。

このように副業には様々なメリットがあるので、副業を通じて何を得たいのかをイメージしてから副業を選ぶと良いだろう。「月数万円の副収入さえ確保できばよい」「収入はそれほどいらないから、人脈を広げたい」「本業でキャリアアップしたいからスキルを身につけたい」など人によって様々なはずだ。当然それによって選ぶべき副業も変わるはずだ。

一方、副業は「本業の他にもう一つ仕事をする」ことに他ならないので、どんな副業であっても時間と労力がかかることはある程度覚悟して始めたい。

2. サラリーマンでもできる! 給料の他に月5万円以上を稼ぐ【おすすめ副業10選】

ひと口に副業といっても実に様々なものがある。ここでは目標としたい副収入の金額と求められるスキルの高さをもとに初級、中級、上級の三つの区分で10のおすすめ副業を紹介する。

【初級:目標金額月5万円】スマホでできる簡単副業 

まずは初級編として誰でもスマホでできる副業を紹介する。高いスキルが求められるわけではないので誰でも始められることが特徴だ。稼げる金額はそれほど多くはないが、隙間時間を活用して確実に稼ぐことができるので、「月数万円の副収入を得る」ことを目指す方にはおすすめの副業だ。

①ポイントサイト
②ネットアンケート
③フリマ転売
④ウーバーイーツ配達員

難易度  :低
稼げる度 :★★★☆☆
おすすめ度:★★★☆☆

①ポイントサイト

インターネット上の通称「ポイントサイト」に登録されている案件をクリアすることでポイントや現金を獲得する仕事だ。有名なポイントサイトには「moppy(モッピー)」「Hapitas(ハピタス)」「ちょびリッチ。」などがある。

これらのサイトには「〇〇のクレジットカードを申し込むと1万ポイント」「××のセミナーに参加すると5千ポイント」などの案件が多数掲載されていて、自分で好きな案件に取り組み、条件をクリアすればポイントや現金がもらえる。案件によって手続きの煩雑さやかかる時間、報酬が異なるので良さそうなものを探してみると良い。自分にもできそう、と思えるものが見つかるはずだ。

一方、注意点もある
例えば、あまりに多くのクレジットカードを作ってしまうと、信用力に傷がつき、いざ家を買う時などにローンを組もうとする際に足かせとなるケースもある。また、月額利用料が発生するサービスへの登録する案件の場合、「初月は無料だからあとで解約すればいいや」と思っていても、解約手続きが案外煩雑だったり、手続きすること自体を忘れてしまい思わぬ支出につながってしまった、などということもあり得る。

②ネットアンケート

インターネット上のサイトで募集されている「アンケートモニターの案件」に応募し、ネット完結のアンケートや対面を含むインタビューに応えることで報酬を得るという仕事だ。有名なアンケート会社には「マクロミル」「リサーチパネル」「ECナビ」などがある。

このようなアンケートは、企業がマーケティングの目的などでアンケート会社に調査を委託し、委託を受けたアンケート会社が一般の方を対象に案件として募集をかけることが一般的だ。案件に応募したアンケートモニターが回答した内容が企業の商品開発や企画に利用され、モニターはその対価を受け取るという仕組みだ。

案件の内容は実に多様で、モニターに求める属性も異なるため、自分がマッチしそうな案件を探し応募してみると良い。アンケートだけなら一回数百円から数千円程度、個別のインタビューでは一回数万円になるケースもある。

一方、マーケティング目的の調査がほとんどであるため、自身の氏名やメルアド、住所、性別などの基本的な属性を偽りなく答える必要が出てくる。大切な個人情報なので、情報の取り扱いに関する規約の確認は必須だ。また、怪しげな調査会社の案件にはそもそも応募しないなど注意が必要だ。

③フリマ転売

インターネットのフリマサイト、オークションサイトなどに他から仕入れてきた商品を出品することで、仕入れ値と売値の差益を得る仕事だ。

例えば「メルカリ」で仕入れた商品を「ヤフオク」で売ったり、近所の「Book Off」で仕入れた商品を「メルカリ」で売ることをイメージしてほしい。

複数のサイトを確認すれば同じの商品でも価格に若干の差がある場合がある。この差額が大きい商品を仕入れてきて、価格が高い方のサイトで販売すれば差益を得られる。

ただし、実際にはサイトで販売する際に販売価格の10%程度を手数料として差し引かれたり、梱包や郵送にかかる費用が発生するため、これらの費用を織り込んだ上でもなお利益が残る商品を見つけなければいけない。そのための調査に時間を要する場合があるので、留意が必要だ。

努力と目利き次第では大きく稼げる可能性もあるが、本業を持つサラリーマンではそれほど多くの時間を費やすことが難しいので、まずは月数万円を目標に初めてみてはどうか。

④ウーバーイーツ配達員

ウーバーイーツ配達員は自転車やバイクなどの交通手段を使うという意味で厳密にはスマホ一つで仕事が成立するわけではないが、仕事の受注や配達ルートの確認、稼働の確認など、仕事に関するほぼ全てのアクションをスマホで完結できる。レストランで受け取った商品を注文者の手元まで届ける配達員の仕事だ。配送した距離やエリア、時間帯、天候などの諸条件によって決まる報酬を受け取ることができる。

事前にウーバーイーツ配達員として登録することが必須だが、隙間時間を利用して確実に稼ぐことができる。移動手段として多く利用される自転車もエリアによってはシェア自転車を利用するなどして、初期投資もほとんどなく始められる場合もある。

コロナ禍で内食が増えて配達の仕事は増えたものの、本業の収入やアルバイトが減った人達が多く配達員登録したことなど案件の獲得競争は激しくなっているようだ。

配達距離はもちろん、配達エリアや時間帯などで案件の報酬単価に大きなばらつきがある。中には時給換算で数千円を獲得している配達員もいるようなので、情報収集した上で戦略を決めて取り組むと良いだろう。

初級編として紹介した4つの副業は「誰でも簡単にやった分だけ確実に稼げる」ので初心者には取り組みやすい。ただ、稼げる金額は多くても月数万円程度で、スキルが高まるわけではないので、継続して取り組む仕事としてはおすすめ度は低い。副業の最初のステップとしてとらえるべきだろう。

【中級:目標金額月10万円】パソコンを使った副業

次に紹介する3つは主にパソコンを使ってする仕事だ。先に紹介した4つの仕事に比べて求められるスキルが高い一方で、高額な報酬が期待できるという特徴がある。うまく仕事を受注できれば月10万円程度の収入も狙えるはずだ。

⑤ webライティング
⑥webデザイン/プログラミング
⑦動画編集

難易度  :中
稼げる度 :★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

⑤webライティング

インターネットサイトに掲載する文章コンテンツを作成する仕事だ。案件によってテーマや文量、執筆に必要な知識などがことなるが、通常の場合は一文字○円というように文字単価が設定されていて、書いた文量に応じて報酬を得ることになる。

一般的には執筆する際に専門的な知識が必要であったり、インターネット上で上位表示するための工夫(SEO)ができる場合に文字単価は高くなる傾向にある。

単純計算では一文字1円で10万文字を書けば10万円の報酬を得られるわけだが、本業のかたわらで行うのであれば、知見の活かせる領域で自分ならでわの文章をかけるようになるなど、文字単価を高める工夫が必要だ。場合によっては一文字数十円の値がつく場合もある。

⑥webデザイン/プログラミング

webサイトやwebサービスの構築などを請け負う仕事だ。サイトの見栄えや、ユーザーの使いやすさなどの観点でデザインを行うwebデザインとデザイン通りにサイト/サービスを作るプログラミングの仕事がある。

デザインとプログラミングの双方を一人でできるようになる必要はなく、それぞれに専門性を高めている人が多い。例えばプログラミングであっても、アプリケーションを専門とするか、サーバーを専門とするかで求められる知識がことなるなど非常に奥が深い。

一方で案件の金額も非常に高額となる場合が多く、一件数十万から高額な案件では数百万になることもある。構築後にサイト/サービスを維持管理する仕事も発生するため、継続的に収入を得やすいことも特徴だ。

ただし、当然多くの時間を要するため、本業との兼ね合いがポイントとなるだろう。

⑦動画編集

昨今の動画市場の急拡大を受け、注目されているのが動画編集だ。素材となる動画を受け取り、カットやテロップ入れ、BGM挿入などの加工を行い、完成品を納品することで報酬を受け取る仕事だ。

パソコンの他に動画編集を行うための専用ソフトが必要になる。無料のものであればWindows用のWindowsムービーメーカーやMac用のiMovieなどがあるが、上級者となれば有料Adobe Premiere ProApple Final Cut Proなどを活用し高度な編集を行う場合もある。

発注者や編集の内容にもよるが、一件の編集で数千円から数万円が相場だ。YouTubeチャンネルの運営者など継続的に動画を作成する必要がある発注者と関係を構築できれば継続的に仕事を得られる。


以上紹介した仕事はインターネット上で仕事を受注できるサイトで仕事を探し、受注
することが主流だ。「ランサーズ」「クラウドワークス」「ココナラ」などのサイトが有名で、多くの案件が掲載されている。仕事の内容、難易度、報酬など実に多様だ。自分に合うものを見つけて応募してみると良いだろう。

一方、これらのサイトで仕事を受注するためには、プロフィール文の作成など「自分をPRする」ための工夫が必須となる。自分と同じジャンルで高い評価を得ている人がどのようなプロフィールを作成しているか参考にし、読みやすく発注したいと思える内容に仕立てると良い。

中級編として紹介した3つの副業は「一定水準のスキルと仕事を得るための工夫を必要とするが、慣れれば安定的に月10万円超を稼げる」ので副業の王道と言えるだろう。

【上級:目標金額月30万円】成果報酬型の副業 

最後に上級編として3つの仕事を紹介する。初級編、中級編で紹介した仕事よりも高額の収入を得られる可能性があるものの、取り組んだからといって「確実に収入が入る」という性質のものではなく「成果が出ればそれに応じて報酬が得られる」という性質のものだ。目標金額としては30万円としているが、成功すれば百万円を超える場合もあり、大きく稼ぐとこも可能だ。

⑧物販
⑨ブログ
⑩YouTube

難易度  :高
稼げる度 :★★★★★
おすすめ度:★★★★☆

⑧物販

インターネットで物を売ることで収益をあげる仕事だ。③フリマ転売もインターネットで物を販売する仕事だが、対象とする商品は市販されている商品が基本だ。⑧物販は自分で企画/作成した商品を販売することが基本だ。

例えば自分がデザインしたアパレルやアウトドアグッズなど、製造自体は工場に委託し、完成品を、インターネットなどを通じて販売するといったイメージだ。

転売では仕入れと販売の価格の差が収益の源泉であったが、物販では、販売価格から製造、流通などのコストを差し引いた金額が収益となる。

プロモーションをうまく行いヒット商品となれば大きな収益を得られる一方、自分でマーケティングを行うことの難しさや、在庫を抱えるリスクなどもあるためよく勉強した上で始めたい。

⑨ブログ

インターネット上の日記のようなモノと説明されることが多い「ブログ」だが、うまく活用すれば大きな収益を生む「副業」となり得る。

ブログでの稼ぎ方は複数ある。難易度が低く、低単価な方から紹介する。

1.アドセンス
記事の閲覧数に応じて記事中に表示される広告から広告収益を得る。ブログサイトをアドセンスサイトに登録することで、記事中に広告が表示されるように自動設定される。記事を書き、閲覧数が高まればその分収益を得られるが、単価が低いため一定の収益を得ようと思う場合は月間数万回など相当な数の閲覧数を稼ぐ必要がある。

2.アフィリエイト
ブログの記事を読んだ読者が、記事中で紹介される商品やサービスの広告をクリックし、購入に至った場合に報酬を得られる仕組みだ。A8.netamazonアフィリエイトなど有名なアフィリエイトがいくつかあり、それらサイトにアカウント登録すると案件のURLを記事中に貼れるようになる。アドセンスに比して報酬単価が高いことが特徴だが、記事中で読者を購入に誘導させるテクニックが必要となる。

3.自身の商品/サービスの販売
ブログでファンを多数つかめば自分の商品/サービスを販売することも可能になる。自分のブログのファンにどんな商品/サービスを売るか、どうしたら売れるかなどの難しい点は多いが、収益単価はアフィリエイトよりも桁違いに大きくなる。

⑩YouTube

今や子供から大人まで大人気となった動画投稿サイトだ。自身で動画を投稿することで収益を得られる。

稼ぎ方はブログと同様にアドセンス、アフィリエイト、自身の商品/サービスの販売がある。加えて、有料のコミュニティを運営することで参加者から月額料金を徴収することなども可能だ。

コンテンツの企画やプロモーションなど難しい面は多いものの、トップYouTuberになれば年収数億円という夢のある仕事だ。


上級編では大きく稼ぐことができる一方、時間と労力を要する仕事を紹介した。本業との時間の兼ね合いには注意したい。また、副業のことで頭がいっぱいになって本業が手につかなくなった、となってしまっては本末転倒だ。自分にとって「副業の目的は何だったか?」改めて確認して副業を選択すると良いだろう。

上級編として紹介した3つの副業は「難易度は高いが、うまくいけばどこまででも稼げる」ので完全な実力主義で報酬が決まるという部分を受け入れられる人には向いている。一般的には収益を得られるまでに最低でも数か月、場合によっては数年を要するので忍耐強く取り組もう。

3. 副業するなら、おさえておきたい留意点

自分にぴったりの副業を見つけ、「いざ実践!」にうつる前に留意点を確認しておくべきだ。

副業の年間収入が20万円を超えると確定申告の必要がある

一般的に勤労者が収めるべき税金(所得税と住民税)と社会保障費は、会社が額面給与から天引きする「源泉徴収」の仕組みによって徴収され納付されている。個々の勤労者は何もする必要がないのだが、副業による年間収入が20万円以上である場合、その収入にかかる税金と社会保障費が源泉徴収されていないのであれば、確定申告をし、必要に応じて追加で納付する必要がある。

確定申告では収入の他にその副業を行う上で生じた費用(経費)も申告可能で、副業によって得た収入そのものに課税されるわけではなく、収入から経費などの支出を差し引いた課税対象額に対して課税される。例えばPCを使って副業する場合はPCの購入代金も経費として計上可能になる場合もあるし、その他の機材や旅費など比較的大きな金額を経費参入できるケースもある。経費を計上することで節税効果も得られるので、詳しく確認しておくべきだ。

副業が勤め先に知られることによるトラブル

何らかの理由で副業をしていることが勤め先に知られてしまうことがある。社内規定で副業を禁止する企業の場合、副業の事実が明るみになると副業を辞めるよう注意されたり、最悪の場合解雇となるケースもある。民法や労働法などで副業が禁止されているわけではないので、副業を行っている本人が法律違反を犯しているわけではないが、社内規定に違反しているため雇用を継続できないという企業側の言い分によって解雇されるというわけだ。
余計なトラブルを回避するためには副業を始める前から、あらかじめ工夫する必要がある。

勤め先とのトラブルを回避するための工夫

1.勤め先に事前に相談する
まず社内規定をよく読み、あらゆる副業が例外なく禁止なのか、例外的に認められるケースがあるのか確認すべきだ。本業の知見を活かす様な前向きな副業であれば本業に支障をきたさない範囲で認めるとする様な例外を設けている会社は少なくない。規定の書き方が曖昧なのであれば、人事部などに検討中の副業が可能な否か確認してみるとよい。

2.実名を公表しない、顔出しをしない
副業の事実を勤め先に知られたくない場合、他者からの仕事の受注やブログやSNSで情報発信する様なケースで実名と顔を表に出さないという工夫が必要だ。インターネット上のプラットフォームで仕事を受注する場合でも、実名や勤め先の名前などを極力出さないようにするとよい。

3.確定申告後の納税は「普通徴収」で行う
住民税の額は前年度の所得によって決まるので副業で収入が増えると住民税が増え、会社に副業が知られるきっかけとなりえる。副業の疑いがあるからといって会社から追及を受けることは稀だと思われるが、不安な場合は住民税の納付を「特別徴収」ではなく、「普通徴収」にすると良い。普通徴収を選択すれば、副業で得た収入に関する納税は自分で行うことになるので、会社は副業の存在に気づけなくなる。

4.まとめ

副業をうまく活用すれば、収入の増加、スキルの向上、精神の余裕など多くのメリットが得られる。だが、数ある副業の中で「何を実践するべきか?」は「あなたが何を目指すのか」によって変わる。副業を始める前に副業によって「どのくらい稼ぎたいのか」「どのくらいの時間と労力を副業にかけられるのか」を明確にしておくとよい。答え次第であなたが取り組むべき副業は変わってくるはずだ。忙しいサラリーマンほど、事前によく考えておくべきだろう。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
詳細プロフィール

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