売りアパート情報を最速で収集するためのサイト10選

2020年12月16日2,555

世の中には「建て売り住宅」や「分譲マンション」を購入する人は多くいるが、「売りアパート」を購入する人は限られている。

「売りアパート」を購入する人はそこに住むわけではもちろんなく、部屋を個別に貸出し、それで利益を出すいわゆる不動産投資のために購入するのだ。

今回はそういった不動産投資のための「売りアパート」を効率的に調査して、失敗せずに短時間で良い「売りアパート」情報を探し出すポイントを説明していこう。

売りアパート情報を探す前に「検索条件」を決める

「売りアパート」の情報を仕入れる前にまず、検索条件を決める必要がある。

「売りアパート」と一言でいっても、築年数やエリアなどによって様々な物件が存在するため、条件がないと自分が欲しい「売りアパート」情報を適切に見つけ出すことができないのだ。

まずは自分の希望に沿って「エリア」「金額」「構造」「利回り」の4項目を決めておこう。

もちろん希望通りのものが実際に買えるとは限らないが、それは後々説明するので、最初は自分の希望優先で諸条件を事前に定めておくことが重要だ。

売りアパート情報の仕入れ先

次のステージは条件に沿った「売りアパート」の情報をどこから仕入れるかだ。

初心者の方だと「不動産業者に知り合いがいなければ、良い情報はもらえないだろう」と最初から諦めてしまう場合も多いが、そんなことはない。

今は、インターネットでも充分な「売りアパート」情報を収集することができ、多くの不動産投資家もインターネットを活用して日々情報を探しているのだ。

失敗せずに最短で「売りアパート」の情報収集を行うためには、押さえておくべき不動産投資サイトがある。

それぞれ【検索サイト大手3社】【中堅サイト3社】【大手不動産会社系】【業者系】【まとめ系】の5つのカテゴリーに分類して、計10サイトを紹介しよう。

売りアパート情報を効率よく探すための10サイト 

1. 楽待(らくまち) 【カテゴリー:検索サイト大手3社】 

2006年にリリースされてから10年以上に渡って成長を続けている、業界TOPの不動産投資サイトである。

収益物件数NO.1を明記するだけあって、物件数も多く検索もしやすい。

また自分の希望条件を登録しておくと、条件に近い物件情報が不動産会社から直接送られてくるなど、きめ細かなマッチングも売りのひとつである。

まずはこのサイトで、自分の希望条件にあった「売りアパート」情報がどの程度流通しているのかを日々チェックするところから始めたい。

2. 健美家(けんびや)【カテゴリー:検索サイト大手3社】

楽待より1年早い2005年に本格リリースされた業界最古の不動産投資サイトである。

楽待と同様に国内最大級の物件数を有し、有名大家さんのコラムや不動産投資セミナーの情報掲載など不動産投資を多角的に活性化させている。

楽待と比べると雑多なサイト構成で、掲載物件数も楽待の60%弱ではあるが、オリジナル情報も掲載されているので、併用してチェックするとよいだろう。

3. homes 【カテゴリー:検索サイト大手3社】

上記の楽待、健美家が不動産投資専門のサイトだったのに対して、homesは住居用の一戸建てや分譲マンションなども掲載している総合不動産サイトである。

カテゴリーの中に「収益物件」の項目があり、ここから「売りアパート」情報を見ることができる。

また、「見える!賃貸経営」のコーナーには、賃貸入居希望者がよく閲覧するエリアが10段階のヒートマップで色分け表示されるなど、他ではない有益な情報も掲載されているのでオススメだ。

4. 不動産投資 連合隊 【カテゴリー:中堅サイト3社】

楽待や健美家に比べて物件数はだいぶ少ないが、このサイトも不動産投資専門サイトである。

地域密着に力をいれており、「札幌連合隊」「福岡連合隊」など全国45地域に渡って特化したサイト運営を行っているのが特徴である。

どうしてもここという地域条件があるなら、活用するとよいだろう。

5. athome 【カテゴリー:中堅サイト3社】

賃貸物件を探すときに利用する人が多いサイトだが、「投資・収益物件」の項目も小さくだが存在する。

同時に「官公庁物件」としていわゆる公売物件の情報も掲載されているが、公売物件は競争入札で売買される特殊な不動産取引なので、経験が浅いうちは考えに入れない方がよいだろう。

6. リガイド 【カテゴリー:中堅サイト3社】

旧SBI不動産が運営するリガイドは、「専任物件」「売却お急ぎ物件」「売主個人の物件」など、他にはない個性的な検索カテゴリーがある。

これらのカテゴリーから検索すると、通常の検索方法では引っかからない良物件が見つかることもある。

7. ノムコムpro 【カテゴリー:大手不動産会社系】

大手不動産会社である野村不動産が運営するサイトで、住宅専門のノムコムと、収益不動産専門のノムコムproに分かれている。

ノムコムproのトップページでは、収益物件ランキングが掲載されているので、どんな物件が一般的に人気なのか慣れないうちは毎回チェックすると勉強になるだろう。

基本的に自社に情報が入ってきた物件を販売しているため、独自の情報が多いのが特徴だ。

8. 住友不動産販売 【カテゴリー:大手不動産会社系】

こちらも大手不動産会社の住友不動産が運営する自社サイトである。

トップページは一般用の不動産売買ページだが、「投資用不動産」の項目があり、そこから投資用不動産ページを閲覧できる。

こちらもノムコムpro同様に自社情報が多いため、他ではない独自の「売りアパート」情報が掲載されている。

9 不動産ジャパン 【カテゴリー:業者系】

このサイトは不動産業者の約8割が加入している「全国宅地建物取引業者連合会(ハトマークグループ)」等の4団体の情報を収集しているサイトである。

そのため、不動産業者しか閲覧できないレインズの情報が一部見られるなど、他にはない独自の情報が存在する。

また、不動産業者が中心に運営しているサイトのため、売買のトラブルの対処法や建物検査、住まいの法律などの知識も豊富に掲載されている。

10. yahoo不動産 【カテゴリー:まとめ系】

基本的に住宅を探す一般の人向けのサイトであり、「投資用不動産」の項目はない。

ただ、ネット情報をこまめにチェックする不動産投資家の中には、投資家向けでない中古住宅や区分マンションの情報の中に割安な物件情報が混じっていないか探す人は少なくない。

余力があれば、そういった一般向けに売られている住宅もチェックするとよいだろう。

yahoo不動産に掲載されている物件情報自体は、さまざまなサイトで掲載されているものを集めおり、まとめサイト的な位置づけになっている。

 売りアパート情報収集を加速度的に拡大する

以上10のサイトを紹介したが、この中で最低2〜3は自分が使いやすいサイトを選んでまずは1ヶ月間、毎日チェックしたい。

そして、自分の希望条件に合致する「売りアパート」情報があったら、すぐにフォーム等から問い合わせをしよう。

そうすると、メールや電話などで直接不動産業者から連絡がくる。

物件が近ければ見に行ってもよいし、電話で状況や不明点を質問するのもよいだろう。

また、この時に自分の年収や自己資金額などを正直に伝えて、自分が希望している物件が本当に買えるのか(銀行が買うためのお金を貸してくれるのか)をざっくばらんに聞いてみるべきだ。

経験豊富な不動産業者であれば、年収と自己資金、借入の有無等でざっといくら位銀行から借りられるかの目安を教えてくれるだろう。

こういったやり取りを毎日していれば、自分が買うのに適切な価格帯が見えてくるだろうし、価格帯が決まれば相応の場所や建物規模も見えてくる。

そうすれば「売りアパート」情報を探す精度もどんどん高まるだろう。

また、こうしたやり取りを通じて不動産業者とのつながりもできると、向こうから情報をくれるようになる。

こうして、「売りアパート」情報に触れる機会が加速度的に拡大すると、高すぎる物件や問題ある物件を買ってしまう確率はぐっと減る。

物件選びで失敗の可能性を減らすためには、なんといっても「多くの物件情報に触れること」である。

相場感が掴めるようになれば、良い「売りアパート」情報が出たときにすぐに行動に移せるだろう。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
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