アパート経営を始めたキッカケ
志村です。
改めて今日から「不動産投資で成功するための方法」について話そうと思います。
その前に私の経歴とこれまでの不動産投資経験についてお話しします。
そもそも私自身がどういう人間なのか、何を考えているのかなどを知っていた方が私が言っていることの良し悪しも判断がつけやすいと思うからです。
そう思いますよね?
なので、今日は私自身がどのようにアパート経営と関わってきたのかの話を改めてしたいと思います。
アパート経営を勉強し始める
私がアパート経営を勉強し始めたのは2009年の終わりごろでした。
その時は、とある上場企業(シンクタンク)に勤めており、金融機関向けにリサーチを行ったり提案営業を行う部署で仕事をやっていました。
激務で有名な会社だったため、仕事は常に多くの量をこなさなくてはならず、家族が寝る夜11時前に家に帰れることは稀でした。
ただし、正直に言うと給料は悪くありませんでした。
30過ぎ以上の年齢の人はだいだい年収1,000万円を超えていました。
なので、「年収1,000万円」の人がどんな生活をしているのかは、沢山のサンプルを知っています。
語弊がないように聞いて欲しいのですが、意外に思うかもしれませんが1,000万円程度の年収では、すごく贅沢が出来るわけではありません。
少しだけ良い立地にある都内の70平米ぐらいの新築マンションを買い、子供2人を私立の学校に入れたら、それだけでもう生活はいっぱいいっぱいです。
毎年家族全員で海外旅行に行ったり、別荘を持ったり、スポーツカーに乗ったりすることは、この程度の年収ではかなり難しいのです。
と言うより、無理です笑
「うーん、夢がないな・・・」
もっとも、私はペーパードライバーなのでスポーツカーに乗りたいとは今も当時も全く思っていません笑
でも、そんなことを漠然と考えていました。
将来の自分の姿とは?
40歳・50歳の先輩達の現実がわかってしまったので、ハッキリ言ってこのままの会社員の給料だけで人生を送るのにちょっと嫌気がさしてました。
出世すれば給料も良くなり、仕事に対する影響力も多少は増します。
ただ、出世出来るかどうかは、実力ももちろん必要ですが、どの上司にあたるかなど運次第な面があります。
これは紛れもない事実です。
あなたはどうでしょうか?
会社員として組織に所属するという環境下でやりたいこと実現するというのはなかなか難しい場面が多いことはあなたも感じたことがある思います。
私自身は当時の仕事内容にすごく不満があったわけではないですし、どちらかと言うと仕事面でも人の面でも恵まれていました。
ただし、そんな状況でも異動などによって不本意な仕事しか出来なくなる可能性は会社員である以上つねにあります。
そして何より、この環境下で資産を数千万円以上作るなんて夢のまた夢です。
そこで、自然と資産運用を始めることになりました。
株を始めたが・・・
私は不動産を買う前に、日本株や当時流行っていた中国株をやっていました。
「中国株で5000万円の資産を作る!」
という本を読んだりしていました笑
運用額は貯金の50%以上にのぼったこともありました。
(といっても300万円ぐらいです。)
アナリストレポートとかも見て勉強していましたが、結果から言うと全然儲かりませんでした笑
かなりの損を出した後、リーマンショックで底値の株を拾って利益をトントンぐらいにしたところで株はやめました。
リーマンショックの経験から、いくらその会社の業績が良くても、世界経済の大きなうねりのなかに飲み込まれると、個別の企業の業績などは関係なく全ての銘柄が大きく下がることがわかったからです。
株を買う際に、マクロ経済の見通しを立てながら個別企業の分析まで行うのは、なかなか困難だと思いました。
しかも、それをやったところで、株価が上がるか下がるかは全く確定的ではなくあくまでもその時点での予測でしかありません。
臨機応変に対応することの難しさから私には向いていないと思い、株は諦め不動産投資を始めることにしました。
危機感を持つことの重要性
ここまでの話で皆さんに伝えたいことは「危機意識を持つ」ことの必要性です。
私が株を買って損をこうむったり不動産投資を始めて上手くいきだしたりしたのは20代の時の話です。
恐らくいまこれを読んでいるほとんどの人より私が投資を始めた時の方が若いと思います。
私は20代で年収1000万円得ていましたが「危機感」がありました。
・このまま会社にいても収入の限界がある
・会社員である以上、時間・収入・仕事内容をコントロールできる範囲はかなり限定されている
などの個人的な危機感の他に、年金支給の延長、社会保険費用の増加、日本の相対的な地位低下など明るい話が全くないように思えたからです。
60歳まで働くとしてその後の数十年の人生を蓄えだけで暮らしていくのは不可能です。
であれば、出来るだけ早い段階で手を打たないといけません。
不動産投資は会社員に向いている
勉強してわかったことは不動産投資は本気で取り組めば必ず成果が出て収入が上がるという点です。
これは間違いありません。家賃収入目的の投資は買う前から収益がほぼ確定しているからです。
これが値上がり益を求める株やFXだとそうはいきません。
例えいいタイミングで買えたとしても売る時期を間違えると上手くいきません。
不動産投資は時間を味方につけることが出来る点も良い点です。
20年融資を組んでいる場合、10年が過ぎたらローンの返済は半分ぐらい進んでいます。
10年後に買った金額の半分でしか売れないということはまずありません。下がっていても1-2割です。
時間が経つにつれドンドン返済が進み資産が増えていくからです。
忙しい会社員が中長期的に資産を築くのに非常に向いている投資だと言えます。
自分で人生を選択できていますか?
あなたは自分の人生をどう生きるかを本気で選択する必要があります。
このまま会社員の収入一本で頑張るのか、副収入を得ながらそれを伸ばしていくかの二択です。
不動産投資は甘くありません。また後日お伝えしますがちゃんと勉強をしていないと必ず失敗します笑
私は過去3000人以上の投資家と会ってきましたので、ここは確信を持って言えます。
過去445人分の不動産を買っている人のデータを分析したことがありますが、なんと85%の人は失敗物件を買っていました。
ちゃんと勉強しないで不動産投資を始めるとこの85%に入ってしまうことは容易に想像が出来ると思います。
日本はドンドン衰退しているという事実
前述しましたが日本を取り巻く環境は本当に憂うべき状況です。
平均労働時間は2000時間と欧米の1.7倍ぐらい働いているにもかかわらずGDP成長率は半分程度です。
世界中のメガベンチャー400数十社の中で日本企業はわずか3社しか入っていません。
日本のプライマリーバランスは悪化する一方で、101兆円の税収に対して国債の発行は32.7兆円もあります。国債発行残高は897兆円にも上ります。
家計に例えると、年収1,000万円の生活をしている家庭が実は毎年327万円も借金をしていて借金総額が8,970万円もある状況です。
もしこんな家があったら自己破産を勧めますよね?笑
このように日本の状況はどんなデータを引っ張りだしてどの切り口で分析しても非常に憂うべきものです。
残念ながらこれが偽らざる状況なので、受け入れるしかありません。
いずれ消費税の再増税、年金支給・健康保険の見直し、定年の延長は免れません。
このツケを払うのは次の世代の可能性が高いですが、それは社会全体の話です。
我々は個人としては将来への対策をしっかりやっておく必要があります。
少なくとも自分と自分の家族は日本がどんな状況に陥っても困窮しないように経済的に万全な状態を作る「義務」が皆さんそれぞれにあります。
物件探しの前に決断するべきことがある
なんでこんな話をするのかというと、物件選びや金融機関探しの前に皆さんは「決断するべきこと」ことがあるからです。
前述の通り日本全体がだんだん衰退していく状況は必ず個人に波及します。
それを甘んじて受け入れるのか、それとも自分の力で切り開くことを始めるのか。
皆さんはどうするのかをいま決める必要があります。
この決意がないと、勉強も中途半端、物件選びも中途半端になり結局すべてが整わない状況で不動産投資を始めることになります。
そうするとダメ物件を手にすることになります。
それは嫌ですよね?
もう決断の先送りは止めましょう。何も動かなければ将来の不安をぬぐうことは絶対に出来ません。
不動産投資を本気でやるという選択をしたのであればその勢いで行動を起こすことが必要です。
小さいことからでいいので今日から始めましょう。
私のLINEは今日を含めて7日間に渡りお届けします。
「LINEだけはしっかり見る」だけでもいいです。
少なくともこれは必ずやってください。
長くなりましたが、今日の内容が皆さんが最初の一歩を踏み出すきっかけになればと思います。
また明日お会いしましょう。