床鳴り・ギシギシ音は隠し釘で直る

2020年12月18日9,684

床鳴りというのは、床を踏むときに「ギシギシ」音がすることを言う。

私の経験上、キッチンやダイニングで床鳴りを見つけることがおおいように思える。

理由は様々だが、リフォーム業者に聞けば理由はわかる。

床が腐っている場合もあれば、床材と根太(ねだ)という床を貼るために土台の上に乗せる下地が浮いているだけのケースもある。

根太が問題となっている場合は、それほど音が鳴らない場合が多い。

床が腐っているだけであれば、床鳴りは比較的簡単に直せる。

床材と根太の間のスペースを、「隠し釘」を刺すことにより隙間をなくすのだ。

隠し釘とは打った後針の頭が取れる釘で、その名の通り頭を取った後はほとんど目立たなくなるのが特徴だ。

隠し釘を普通の釘と同じように途中まで打ち込んだ後、写真のピンクの部分をハンマーで横から叩くと、頭の部分が綺麗に取れるのだ。

この隠し釘により、気になったギシギシ音がウソのように鳴りやむことが多い。

難点はこの釘をどこに刺すかを見極めるのが難しいことだ。

しかし、熟練した職人であれば一発で刺すべき箇所を特定できる。

隠し釘の打ち込みは我々素人がやろうとしても出来ないので、大工さんに任すのがいいだろう。

なかなか床鳴りの原因がわからないこともあり、どうしても気になりそうであれば金属の板を床下に入れるなど、少し大がかりな対応をすることになる。

家賃帯にもよるが、実際に入居者全員が床鳴りを問題視するとは限らない。

あまり気にしない、もしくは部屋を選ぶ際に気に留めないという人も行って割合いるのだ。

私が不動産を貸している中で、入居済みの部屋から床鳴りについてクレームを受けたことは一回もない。

住んでいればあまり気にはならなくなるものなのだ。

どうしても気になるようであれば、隠し釘で対応できるところはする、対応できない所はやらない、などの判断基準を作っておくと迷うこともなくなるだろう。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
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