不動産のセミナー参加で必ず気を付けるべきこと

2020年12月17日1,624

初心者のうちは、不動産のセミナーに沢山参加した方がいいと私は思っている。

知識を得なくてはいけない段階では、本や商材を買ってセミナーにもいくつか参加するべきだ。

一番まずいのは、身近な人に聞いたり営業マンの話を鵜呑みにして不動産投資を始めることだ。

変な物件を買ってしまうのは、正にこういうタイプの人だ。

セミナーに参加すればレベルの高い人の話が聞ける

不動産に興味を持つきっかけは何でもいいと思う。それがたまたま話を聞いた営業マンでもいい。

しかし、どの手法を選び誰に師事するかは、情報を広く収集しながらだんだん狭めていくやり方の方が断然いい。

いきなりピンポイントで特定の人がやっているやり方を学ぶよりも、横断的に広い知識を得ながら良い手法を選ぶ方が、時間は掛かるが結局は効率がいいのだ。

これを聞くと、投資手法選びに関する話をしているように思うかもしれないが、どちらかというと師事する人のレベルの問題の方が大きい。

横断的な知識を学ぼうとしない人は、身近な同僚やたまたま会った不動産会社営業マンの話が全てだと思ってしまう。

しかし、そういう身近な人が、その分野において高いレベルで成果を上げているケースはほとんどない。

たまたま高いレベルで成功している人が身近にいることは、自分が既に何らかの分野の成功者でない限りあり得ないのだ。

草野球のコーチよりも、プロ野球のコーチの方が教え方が適切なのは当然だ。

だとしたら、自分の街にいる草野球のコーチよりも、自分からプロ野球のコーチを探して学んだ方がいいということになるだろう。

野球では、素人がプロ野球のコーチから学ぶのは無理だが、ビジネスでは一流の人から学ぶことは可能だ。

ビジネスの世界では本を読んだり少しのお金を払ってセミナーに参加することにより、一流の人にコーチとなってもらえるチャンスは沢山ある。

セミナー選びには、講師の得意分野を調べることが重要

セミナーに参加する際にもう一点気を付けるべきなのは、講師がどのような経歴を持っていて何の分野が得意なのかという点だ。

最近は不動産投資も色々なセミナーがあるが、初心者には不向きなものも多い。

例として新築のノウハウを教えているセミナーや、管理や募集面を重点的に教えているセミナーなどがこれに該当する。

新築物件を自分で設計士に頼んで図面を書き、建築会社と折衝してコストマネジメントしながら建てるのには、かなりの知識が必要となる。

役所への申請などもあり、融資も土地と建物の2回に分けて行うので、かなりマニアックなノウハウが必要となるのだ。それに加えて自己資金がかなりないと新築には取り組めない。

こんなことをセミナー学んだところで、初心者や資金がない人には参考にならない情報になってしまう。

管理や募集のセミナーも同様だ。これらの知識も知らないよりも知っていた方がいいが、まだ不動産を持っていない(または1,2棟しかない)のであれば、物件購入に時間を割くべきだろう。

私は普通の会社員が不動産投資で成功する際のキモは、どれだけ手出しを少なく購入できるかにあると思っている。

物件は探せば出て来るが、自己資金を出来るだけ少なく買うには、買い方の順序などのノウハウが必要だ。

自分が会社員なのであれば、後述するように会社員が物件を買って成功出来る方法を学べる人に師事するべきなのだ。

セミナーに参加して自分に合う投資法をみつける

投資を始める最初の段階で、不動産に関する知識を蓄えるのは重要だ。

しかし、本を10冊以上読みセミナーにいくつか参加したのであれば、次のステップに行くべきだ。

次のステップとは、自分が取り組める投資手法が何なのかということを考えることだ。RCで規模を拡大するのか、築古木造を高利回りで取得するのかなどだ。

大まかな投資手法を確定したら、具体的に誰のやり方を真似るのかを考えなくてはならない。

自分が会社員なのであれば、会社員でゼロから成功した人がやっている方法を学ぶ必要があるだろう。

闇雲に色んな手法を学んでいても、いい所ばかりに目が行ってしまい結局一貫性を持って行動することが出来なくなってしまう。

そうならないようにするためには、自分と同じ境遇から成功している講師がやっているセミナーを選ぶことが重要なのだ。

自己資金がない会社員が新築を建て続けて規模を拡大した話などは、私は一度も聞いたことがない。そんな人は恐らく存在しないのだ。

それと同様に管理や募集の細かいノウハウを学ぶのも無駄だ。こういうのを本格的に学ぶのは、物件を買ってからでいいのだ。

ノウハウだけたくさん知っていて成果を出せない人には、決してならないで欲しいと思う。

この記事の監修者

不動産投資ユニバーシティ代表 志村義明
大学を卒業後、大手シンクタンクに入社。リテール金融ビジネス向けの業務に従事。愛知、埼玉、山梨等で不動産賃貸業を展開し、会社員時代に合計100室超を購入。高利回り物件の投資を得意とし、保有物件の平均利回りは16%超にのぼる。現在は不動産会社(宅地建物取引業者 東京都知事(2)第98838号)を経営。
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